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EMOBILE Touch Diamond(S21HT)のGPS機能について

Touch DiamondにはGPSがついているのだけど、これが一癖あって使い方が分かりにくかった。試行錯誤した末になんとか使い方が分かってきたので書いてみる。ただ、画面をキャプチャする方法がわからないので全て文章で...。
GPS機能単体では使えない模様
位置情報取得専用のアプリケーションはどうもないようだ。これは意外だった。バンドルされているアプリケーションではNAVITIMEしかないようだった。
NAVITIME
NAVITIMEとは地図表示や乗換案内、経路検索ができる統合サービスのこと。NAVITIMEを使うためにはEMnetの契約が必要で、NAVITIMEを使い続けるためには月々200円程かかる。(NAVITIMEは最初の一ヶ月はお試し期間で無料となっている。ネット接続にはembとEMnetというのがあって、embは直接(?)ネットに繋がりEMnetというのはdocomoでいうimodeみたいな物らしい。メールのpush配信はEMnetでないと使えないとか...。)NAVITIMEの「GPSチェック」という機能がよくできていて、今現在見えてもおかしくないGPS衛星が座標で表示され、位置特定に利用している衛星が黄色く表示される。それだけではなく、利用中のGPSについては電波強度が棒グラフで表示される。この機能は単体で欲しいくらいだ。NAVITIMEなのでもちろん現在地を地図上に表示が可能となっている。ただ、位置情報を定時的にチェックし、ログに残す方法はないようだ。
PlaceEngine
NAVITIMEに対してこちらはあまり知られてないかもしれない。無線LANのアクセスポイントと位置情報を結びつけることで位置情報を提供しているサービスのこと。電波と位置を結びつけるのはあくまで利用者という、まさに集合知のサービス。アクセスポイント名等を取得する段階の情報を利用していて、アクセスポイントが暗号化されていても問題はない。PlaceEngineはバンドルされていないのでsiteからDownloadが必要。このアプリケーションにはアクセスポイントの記録以外にGPSから位置情報を取得して記録する機能がついていて、設定画面で指定された場所にlogが保存される。そしてこのlogをPlaceEngineのsiteにある「PlaceEngine クライアントログ変換」にUploadすると、KMLやPCX5、XYTに変換してくれる。アプリケーションの設定がわかりづらいので後で別entryを書くかも...。
電波強度?
GPSで位置情報を取得しながら、近所を散歩してみた。しかし、ポケットに入れっぱなしだとほとんど位置情報をとってくれない。多分GPS衛星の電波強度の問題。手に持ちながらだとうまくとれていたけど、ちょっとめんどくさい。自転車やバイクで使うならベルトみたいなので腕に巻き付けるしかないかも。
2008/11/02 追記
続きを書いた。
2008/12/10 追記
Windows Mobileで使えるGPSと連携可能な地図アプリにGoogle Maps for Windows Mobileがあった。地図のみでよければPlaceEngineやNAVITIMEよりも断然使いやすい。乗換検索はGoogle MapsよりもNAVITIMEのほうが正確で詳細だし、PlaceEngineにはWifiによる位置取得という楽しさがあるけど、地図だけならGoogle Mapsで充分だと思う。

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