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iモードブラウザ2.0のJavaScript

今日、正確には昨日発表されたdocomoの携帯電話に組み込まれているiモードブラウザがやっとJavaScriptに対応したようだ。
他には外部CSSやCookieにも対応している。
これまでのドコモはWindows・Microsoftよりのイメージだった。ダウンロードできるツールは(ほぼ?)全てWindowsでしか使えなかったり、サービスもWindowsばかりだった。JavaScriptもWindows寄りだったら嫌だなぁと思っていたが、今回はどうも違うらしい。
仕様をざっと見たところ、標準に準拠しているようだ。例えば、addEventListenerがあってattachEventはなかったり。XMLHttpRequestにも対応しているのを見てちょっと興奮した。Cookieに対応したため、個体識別番号を使う必要がなくなり、開発も楽になるし(個体識別番号による名寄せが不可能になるため)セキュリティも向上する。
少々疑問なのは対応している画像がGIF・JPEG・BMPだけで、PNGに公式に対応していないこと。Content-Typeの説明のところにPNGの例が載っているので機種依存と理解すればいいのかもしれない。
あと、JavaScriptやCSSがこれだけモダンな実装にも関わらず、HTMLだけが過去の書式を引きずっているところが気になる。確かにXHTMLではなくHTMLなのでタグ名を小文字で書く必要がないのだが、折角ここまでやったのだからHTMLも小文字にすればいいのにと思う。まあ、独自実装の属性があったり下位互換の問題があるのかもしれないけど、今時、小文字タグ名に対応していない端末があるのかなぁ。FRAMEやIFRAMEにも対応したので、バージョンを一気に8.0まであげても良かったんじゃないのかなぁ。
関係ないけど、MDCにも日本語の説明がないJavaScriptやDOMの簡単な説明も載っていたのであとで見返す。

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