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Kanasan.JS#2のアンケートのまとめ

Kanasan.JS#2のアンケートをまとめます。
インターネット配信
多くの参加者が、インターネット配信を今後も続けて欲しいと望んでいるようです。
特にLingrを用いたChat、そしてUstreamを用いた映像配信に評価が集まりました。
今回の会場にはインターネット環境がなく、ネット環境は参加者が持ち込んだ機器に依存する形でしたので実現できるかどうか不安でしたが、参加者からご協力を得ることで可能となりました。
インターネット配信で狙っていた「会場外からのツッコミ」も多く行われました。会場外では音声を聞きながら一緒にCodeReadingを行っている方もいるようでした。会場でされた会話や質問に対し会場外からChatで返答、またはその逆があったりで、非常に有効にコラボレーションができたと思います。
Lingr・Ustreamは全て記録するようにしていますので、参加者の復習だけでなく参加していない方やこれから学習し始める未来のプログラマに、僅かですが資産を残せたのではないでしょうか。
プロジェクタ
プロジェクタの存在も好評でした。
質問に挙がったCodeを参加者が実行し、その結果をLingrに貼り付けることが多々行われました。プロジェクタでChatをスクリーンに映写していたため、パソコンを持ち込んでいなかった参加者とも意識を共有する事ができました。
ただ、プロジェクタが繋がったパソコンではほとんどCodeの実行を行わなかったため、実際の挙動を参加者に見てもらうようなことができませんでした。アンケートにも「もっと実例を見せて欲しい」との声があがっていました。
プレゼンテーション
「前回のKanasan.JS(プレゼンター:kanasan)」と「Prototype.js:version1.5.1.1と1.6の違い(プレゼンター:nanto_viさん)」というプレゼンテーションを行いましたが、かなり好評だったようです。特にnanto_viさんのプレゼンテーションは、高いレベルを保ったまま綺麗にまとめられており大好評でした。nanto_viさん、本当にありがとうございました。
#1をまとめていて思ったのですが、どうしても大変濃い内容となってしまい準備にかなりの時間を要してしまいます。また、レベルがかなり高いためJavaScriptに対する相当な理解がないとまとめ切れません。しかも#2では8時間程CodeReadingをしておりとてもまとめきれるような内容ではないのかもしれません。次回はこのような形でのプレゼンテーションは不可能なのではないでしょうか。残念ながら#3以降に初参加となる方々には、過去の参加者のBlog等を参照して貰うしか方法がないのかもしれません。
次回以降のプレゼンテーションの内容は未定です。30分から1時間位で何か喋りたい人の募集やLightning Talkの実施を考えるべきかもしれません。
多言語の話
JavaScript第5版読書会#1でもそうでしたが、今回も多言語の話を問題視する声がありました。読書会は初心者・初級者が多いため、多くの意見が寄せられました。今回のCodeReadingの参加者は中級者・初級者中心だったので読書会よりは少なかったです。そもそもPrototype.JSはRubyの影響を非常に受けており、Ruby on Railsに同梱されています。余談ですが、Prototype.JSの作者であるSam Stephenson氏はRuby on Railsの開発チームの一人らしいです。このような状況下では他言語の話、特にRubyの話が出てくるのは必然だと思います。しかし参加者が皆Rubyを知っているわけではないため、説明が必要ではないかと思います。今後はその時の話の中心にいる人に説明をお願いするようにします。
12時間
今回の一番の失敗がこれです。前回のCodeReadingの進捗が余りにも遅かったため、時間枠の拡大を考えたまではよかったのですが、はっきり言って拡大しすぎました。会場の使用枠は、午前・午後・夜間に分かれており、前回はひと枠だけでした。今回は午後と夜間と考えていたのですが、終日で利用した場合とほとんど利用料が変わらなかったため午前からとなりました。しかし、CodeReadingはかなり体力を消耗するらしく、かなり休憩をはさんだのですが、終了間際には皆フラフラで本当に大変でした。
机の配置
JavaScript第5版読書会#1での失敗を生かすために、開場早々に机の配置換えを行いました。CodeReading中は質問が局所化せずに全体で共有する事ができました。しかし、午前のフリートークでは逆に机の配置が災いして、会話がよそよそしくなってしまいました。また、机を馬蹄型に配置した時に、壁際ぎりぎりになってしまったため、移動が非常にしにくくお菓子を取りに行くのも一苦労するような状態になってしまいました。お菓子の置き場所は重要かもしれません。

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