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プログラマに拘束時間は必要か

プログラマの勤務は如何にあるべきか。現場を知っている上層部がいる会社ではフレックス制を導入している場合が多いだろうが、そうではない会社も多いと感じている。
IT産業は文字通り産業化してしまっており、既存の勤務体系内にあわせ定時出社・定時退社(もしくはそれを拡張したフレックス制)が設けられている場合があるが、そもそもプログラマはこの様な制度に押し込めるべきではないのではないだろうか。
そもそも、プログラミングというのは執筆活動に近い。それも雑誌や新聞等の執筆ではなく、小説や漫画等に近いだろう。つまり、9時に出社し作家に小説を書かせ17時まで拘束したところで、まともなものが書けるだろうか。本当に良い小説を書いてもらいたいのであれば、拘束などはせずに本人の自主性に任せるべきではないだろうか。締め切り(つまり納期)に間に合うかどうか非常に気になるだろうが、納期の調整は担当者(この場合プロジェクトマネージャ)の仕事ではあるが、本来現場の仕事ではない。
もちろん、自由奔放にして全く出社しないというのは問題だし、納期を全く気にしないというのも問題だ。しかし、プログラミングは乗っているときには一気に進むが、乗らないときには全く進まない作業のため、拘束時間を設けるのはそもそも本質的ではない。フレックス制度というのは、旧来の勤務体系に比べるとまだマシだが、まだまだ不十分と思う。

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